飲食店の開業に必要な食品衛生責任者とは?
飲食店を開業するには保健所の許可が必要です。保健所の許可を受ける条件の1つとして、専任の「食品衛生責任者」を置くことが求められます。今回は、食品衛生責任者について解説します。
食品衛生責任者とは?
食品を扱う営業施設には1名以上の食品衛生責任者を置くことが義務づけられています。食品衛生責任者は、食中毒などを起こさないように現場の衛生管理について責任を負い、施設の衛生管理や従業員の衛生教育などをおこないます。
食品衛生責任者になるには?
食品衛生責任者になるには栄養士や調理師などの資格を持っているか、各都道府県に設置されている衛生協会が実施している合計6時間の講習を受けることが必要です。
日本食品衛生協会「全国の食品衛生協会」
食品衛生責任者の資格は、講習(食品衛生責任者養成講習会)を受ければ取得することができます。飲食店の開業を検討されていて、まだ講習を受けていない方は早めに受講しておきましょう。どの都道府県で受講しても全国共通で通用する資格ですので、都合の良い講習会場をさがしてみるのも良いと思います。
まとめ
☛ 飲食店の開業には「食品衛生責任者」が必要
☛ 「食品衛生責任者」は講習を受ければ取得できる
☛ 融資を受ける場合は早めに取得しよう
特に飲食店を開業する際に融資を受けることを検討されている場合は、早めに資格を取得しておくべきです。必要な資格を取得していないと融資の審査が進まず予定通りに開業できないこともあります。
開業予定日から逆算して資格取得や融資申込のスケジュールを組むことが重要です。
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