個人と法人のどちらが融資を受けやすい?
日本政策金融公庫から開業資金の融資を受ける場合に、個人と法人でお金の借りやすさに違いはあるのでしょうか。個人事業主でスタートすべきか、それとも会社を設立してスタートすべきか検討されている方からご質問の多いテーマの1つです。
今回は、個人と法人のどちらが融資を受けやすいか解説します。
個人と法人で融資の受けやすさに差はない
結論から言ってしまうと、個人と法人で融資の受けやすさに差はありません。「法人のほうが融資を受けやすい」という説がありますが、個人でも法人でも違いはありません。どちらの方が有利、不利ということは無いです。
法人で融資を申込む場合の注意点
法人で開業資金を借りる場合は、登記が完了していないと融資を申込むことができない点には注意してください。例えば、合同会社や株式会社の設立には2週間から3週間程度の期間を要します。法人の設立に要する期間、融資を受けるまでの期間を含めて計画を練ることが重要です。
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まとめ
☛ 個人と法人で融資の受けやすさに差はない
☛ 法人で融資を受ける場合は登記完了後に申込む
法人のほうが社会的に信用力を得やすい点は否定できませんが、融資の受けやすさは個人と差はありません。また、これから法人を設立して融資を受ける場合には、開業までのスケジュールを事前に確認しましょう。
行政書士門間拓也事務所では、日本政策金融公庫から開業資金の融資を受けたいとお考えの方の創業融資をサポートしています。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。