日本政策金融公庫の面談時の注意点は？
日本政策金融公庫で融資を受ける場合に避けては通れないのが融資担当者の方との面談です。面談時に気をつけなくてはいけないことは何でしょうか。また、面談では何を質問されるのでしょうか。
今回は、日本政策金融公庫の面談時の注意点について解説します。
面談の服装は？
融資担当者の方は、事前に提出されている創業計画書の内容と面談の結果をもとに開業資金の融資を審査します。
担当者の方とお会いするのは面談の時が初めてというケースがほとんどです。だからこそ第一印象が大切です。 真面目な人だという印象を与えるには、服装はできればスーツがベストです。
面談の時間はどのくらいか
面談の時間は、30分から長くても１時間30分程度です。
担当者の方によって面談の進め方には若干の違いはありますが、内容は同じです。
面談の内容
・必要書類の提出
・提出した資料に関して担当者から質問
・創業計画書の内容をもとに担当者から質問
・疑問点があればこちらから質問
事前にしっかり準備して面談に臨むことができれば、何も心配ありません。
面談では何を質問されるのか
基本的には事前に提出した創業計画書と面談当日に持参した必要書類について聞かれます。
最も重要なのは売上の根拠です。 面談の担当者は売上の根拠について厳しく審査します。
なぜなら、売上をあげて経費を差し引いた利益の中から借入金の返済ができる方にしか融資できないからです。
創業計画書を作成する段階から根拠のある売上計画を立てていないと、面談でも十分な説明はできません。
特に創業計画書の「８事業の見通し」について、しっかりと説明できるようにしておきましょう。
他には以下のことが面談ではよく質問されます。
面談で質問されること
・ビジネスモデルについて
・経歴の詳細
・開業予定場所の詳細
・従業員について
・自己資金の貯め方
面談の担当者の方はお金を貸したい
面談の担当者の方はできればお金を貸したいと思っています。これは紛れの無い事実です。融資の取扱金額がその担当者の方の評価につながるからです。ただし、融資できるのは返済ができる相手にです。きちんと返済ができる方に融資するのが仕事です。
面談の担当者の方の上には、融資の決裁権者がいます。そのため、面談の担当者の方に「この人はちょっと・・・」と思われたらまず融資は受けられません。
面談では「この人ならしっかり返済してくれる」と担当者の方に思ってもらえるように、こちらから情報を提示するというスタンスで臨みましょう。
まとめ
☛ 面談当日の服装はスーツがベスト
☛ 面談の担当者の方はお金を貸したい
☛ 面談に備えた事前準備が重要
融資の面談は、事前にしっかり準備しておけば担当者の方にこちらの熱意が伝わるはずです。担当者の方、日本政策金融公庫にミカタになってもらえるように準備を進めましょう。
行政書士門間拓也事務所では、日本政策金融公庫から開業資金の融資を受けたいとお考えの方の創業融資をサポートしています。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
