開業後はどの金融機関とつきあうべきか

新しく事業を始めた場合には、どの金融機関を選んでおつきあいをスタートしたら良いのでしょうか。

日本政策金融公庫は預金業務をおこなっていません(融資を受けるだけです)ので、メインバンクにはなり得ません。

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今回は、開業後のメインバンクの選び方について解説します。

メガバンクは?

メガバンクはみずほ・三井住友・三菱UFJ銀行(りそな銀行を含める場合があります)です。ボリュームが大きい案件を好む傾向にあるので年商規模が小さい創業期におつきあいしてもメリットは少ないと考えられます。

ゆうちょ銀行は?

ゆうちょ銀行は事業融資をおこなっていない(2019年5月26日現在)ため、金融機関からの融資を受ける可能性があるのであればメインバンクとしておつきあいする金融機関ではないかもしれません。

おすすめは地域密着型の金融機関

年商3億円未満の事業であれば、地域密着型の金融機関である地方銀行や信用金庫・信用組合がおすすめです。きめ細やかな対応をしてくれます。

ただし、資金繰りが厳しくなってから駆け込んだ場合に、今までまったくおつきあいがなかった方にいきなり貸してくれるケースは稀です。

資金に余裕があるうちに良好な関係を構築していくと良いでしょう。

近くの金融機関をさがしてみよう!

お近くの金融機関をさがしてみましょう。金融庁のホームページからお調べいただけます。

金融庁HP

「都道府県別の金融機関情報一覧」

都道府県別で地域銀行・信用金庫・信用組合を確認することができます。

☛☛☛「金融機関選びで確認すべき数字」について詳しくはこちら

まとめ

☛ おすすめは地域密着型の金融機関

☛ 年商規模が小さい中小企業にきめ細やかな対応

日本政策金融公庫から開業資金の融資を受けていれば

日本政策金融公庫+地域密着型のメインバンクの2行から3行とおつきあいをスタートして良好な関係を構築していきましょう。

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