千葉と埼玉で起業支援が活発化

「千葉都民」「埼玉都民」と呼ばれるほど東京都心へ通勤する人も多い両県では、企業誘致を進めると同時に「中から」企業を育てる動きも活発になっています。

千葉県の北西部に位置する松戸市ではベッドタウンからの脱却を目指しており、松戸駅から徒歩約3分の好立地の場所に今年4月インキュベーション施設「松戸スタートアップオフィス」を開業しました。松戸市では人口流入の傾向が続いていますが、その多くは東京都心に通勤する人たちであり昼間の人口の少なさが課題となっています。企業誘致にも取り組んではいますが、市内で企業を育てていくことにも重点を置いています。

流山市は「母になるなら、流山市。」とのキャッチフレーズを掲げて子育て支援に力を入れてきました。同時に若い世代を呼び込み市内で起業する女性への支援が実を結び、これまでに創業したのは27人にのぼります。

一方、埼玉県では和光市の理化学研究所で起業家を育てる取り組みが進んでいます。理研の施設内に2008年に開設した「和光理研インキュベーションプラザ(WRIP)」は、研究室仕様の居室に起業家が入居して理研の技術や知見を活用しながら創業や事業展開を目指せる施設になっています。

以上、日経電子版より一部引用

今後はこうした動きが茨城・栃木・群馬県などの県にも波及して官と民が一体となって新しいビジネスの創出を支援する体制が整えば、地方経済の発展、ひいては地方創生に繋がるのではないかと思います。